Broguesを学び、ブローグを履く-CHURCH'S- 2008/02/05

今日のレザーシューズのディテールとして欠かせない"Brogues" Church'sのラインアップのなかでも名作ChetwyndやDiplomatのブローグの美しさに魅かれて自分のコレクションの一つに加えたいという方も多いようです。
今回はこのブローグにかかわる小話を。
現代の革靴の中では上品とされるこのディテールですが紐解いてみると16~17世紀ぐらいにアイルランドやスコットランドの高地で編み上げの短靴として履かれていたのが発祥のようです。語源はゲール古語のBrog shoes(脚部を覆うもの)←Brokが古代スコットランド古語で長ズボンのため。

これらの高地人用短靴には伝統的にMedallion or Perforation(穴飾り)、Pinking(ギザギザの飾り)などをデザインの特徴とした耐水性に富んだ労働靴だったそうです。そのため甲やつま先の飾りは単なる柄ではなく、通気や水切りを良くするための実用的なデザインだったようです。
まるで芸術かのようなChurch'sのブローギング、そのストーリーは遥か以前のイギリスで始まっていたのですね。
展開店舗:青山本店、二子玉川店、丸の内店
2008.02.14よりオンラインショップ

ブローグのお手入れに関して:チャーチではお手入れの際、布ではなくブラシ(馬毛)を使うことをお勧めしています。
布を使うとブローグがある場合はワックスがホールに残ってしまうこともあり、それがひび割れの原因になるためです。
ひび割れに関してですが、シューツリーを使わないとシワの間に入ったワックスからもひび割れの原因となる事があるため、シューツリーを使っていただきシワを伸ばして保管下さい。シューツリーの使用はポリッシュの一貫でもあります。
またシューツリーについてはすぐに入れないで下さい、という事もよく耳にしますがチャーチ純正のシューツリー(Saffork)はシダーウッドを使用しており、脱臭、吸湿に効果もありますので、ご自宅に着いたらすぐに入れて下さい。
その際のブラッシングもお忘れなく!
(DECENTAGES 丸の内店 渡辺)





